2008年10月30日木曜日

運河遊覧


設計デザインスタジオが、こちらの留学生活のメインです。
そのスタジオの一環で、運河ツアーがありました。

ブリュッセル中心部の西側に、南北に運河が走っています。
北はアントワープを通って、海まで通じています。
南は知りません。googleによれば、モンスという街までは通じているようです。
今年のスタジオ課題のテーマは、この運河を軸にブリュッセルの街を再編しようと言うもの。
運河を知らずして運河を制せず。学校で一隻チャーターするという、学生には高くつく豪華ツアーでした。

地形の都合で、南に行くほど水面の標高が上がります。
水位を調整するために、ブリュッセル市内にも2カ所の水門があります。








水門アップ。
この露骨な力強さがいい。








水門を閉じて、水をためて船を持ち上げます。









「建築的に」何を見たのか、よく分からないのだけど、単純に船に乗るのは楽しいです。
水に船が浮かんでるだけで、妙に感動する。
水門が開閉したり水位が上下したりするのは、冒険心をくすぐるアトラクションだと思います。
とりたてて風光明媚な場所があるわけではないのですが、普段との視点の違いが、わくわくさせるんじゃないか。
給油中。
乗船しているお客さんを意にも介さず、というのがベルギー流かもしれない。
良い具合に年を重ねた表情と、舟とタンクローリーと燃料という組み合わせが。





日本橋川で定期的に舟を走らせたらさぞ楽しかろうと思う。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

最近ヴェニスに死すとイタリア紀行読んだから運河遊覧とかちょっと憧れるわ。
いいなぁ・・・

toyobe1984 さんのコメント...

そうそう、今月なかごろにイタリア行くのだよ。
イタリア紀行、積んどいて読まなかった。惜しいことをした。感慨もひとしおなんだろうねえ。

独文が恋しい。