移り行く日常

今いる下宿からの写真です。
街区の真ん中は、中庭になっています。
川越の町家などを思い出しながら。
Lucien Krollという建築家の学生寮の空間と通じるものがあると同居人が言っていました。

ブリュッセルの中心部ではそれほど環境のいい方ではないのですが、住み心地は悪くないです。
今週末は同居人が旅行に出ていて、一人静かに物思いに耽っていました。
静寂は至福。

夜中に中庭で人が叫んでいたり妙な音楽が聞こえたりしてますが、何はともあれ学校まで徒歩五十歩。通学至便です。

♪　焼きパスタ。
パスタをゆでて、炒めたキャベツとベーコンと混ぜて、ソースをかける。
普段はもう少しまともな物を食べています。
変わり種として・・・

ベルギーの食べ物は、おいしいらしいです。
らしいです、というのはほとんど外食をしないので。
家に食べ物がなければ、アラブ人街でケバブかトルコ人街でピザか。

ただ、パン屋さんのパンはとてもおいしい。
あとは露店のワッフル。
小麦粉の食べ物は基本的にやはり美味いです。

そのくせ、休日にはハナマルキのインスタントみそ汁などを飲んだりしています。
日本のインスタント技術には脱帽。

♪　部屋のひとこま。
引っ越した当初はこのように片付いていました。
後ろのソファーは、大家さんが使っていいというので、同居人と三人で運び込みました。
今は部屋の中もだいぶ生活感が出ています。

きれいだった頃の一枚。




ブリュッセル版のエッフェル塔、「アトミウム」
万博記念で建てられたのだそうです。
頂上から地面まで、何メートルあるか知りませんが、上からロープを伝って降りてくることが出来ます。
だいたい、キャーキャー言いながら二人組くらいで滑り降りてくるみたいです。



本当です。

ブリュッセルは小さな街です。
中心部は小パリと言われるそうです。
旅行者と生活者では金銭感覚が違って、美術館を楽しんだ後に飲むとっておきのコーヒーの一杯を、我慢してしまう。
非常にもったいないことをしています。
今度また旅行で来るか。ただ三日間あればだいたい見学できます。