2008年10月17日金曜日

パリ5 パリの街あれこれ


パリその5 パリの街あれこれ

♪ モンマルトルのミサ
旅行に行くと、夜は疲れ果てて寝ているので、朝が早いです。
今回の旅行は、モンマルトルの中腹にありましたので、散歩がてら向かいました。

観光地なので、大層な量のゴミです。
丁度、清掃員の方が大勢で働いていらっしゃった。
ただ、至る所に公共のゴミ箱があるんです。
ドイツの清掃局の、気の利いたポスターに、「私にとっては小さな一歩だが…」とゴミ箱に歩み寄る写真があったのを思い出します。

日曜だったので、朝のミサをのぞきました。
石造りの教会なのでもともと音響はいいはずですが、最近はどこもスピーカーを使うんですね。

聞き取りやすいのだけど、神々しさがそこなわれるような気がします。
宗教の面白みは底の知れない深さにあると思う。
と言いつつ、建築が、一方で透明や軽さを求めるとしたら、BOSEかSONYあたりが教会を作る日も近い、などと考えます。

♪ オルセー美術館
パリに来たら美術館に行かなければと、最終日は美術館巡りを計画。結局、この日行ったのはオルセーだけでしたが、「目の正月」をさせてもらいました。
ちょうど、日本人好みの年代の絵画が集まった美術館だと思います。
そこかしこから日本語が聞こえる。
今回はまったのはマネの作品。黒が、映えます。



♪ ポンピドゥセンター
夜景です。

昼間からぶらぶらしてました。
前に来た時は、たしかホーミーをやっているモンゴルの人がいて、圧倒の歌唱力だったのですが、今回は冴えないおじさんがチャンバラをするという、何とも物足りない大道芸でした。





そういえば、後ろ側はこうなっているのでした。
この建物が京浜工業地帯にあったら当たり前なわけで、この地区にあるから楽しいのだよね、と後日、学友に聞いて、あらためて納得。
元祖工事中建築。










♪ Porte du Jour
因縁の地下鉄の駅です。前、確か本で見たことがあります。
レベル差を円弧を描いたガラスでつないでいます。
プールやらスタバやらが入っています。塩素をかぎながらエスプレッソを飲むなんて、という立地が。

ポンピドゥ近くを彷徨っていたら、偶然出くわしました。ポンピドゥも確かそうだったと思いますが、こちらも、地区再開発の起爆剤の意味合いが多いのではないかと。
ただいまフランス語の解説を解読中です。



新宿的、地下空間。
大都市の臭いを感じます。








♪ 夜景
パリの夜は明るいです。雲の状態によっては、東京のように空が赤くなったりするのだろうか。
暖色系に統一された照明が良いのでしょうか。空気の質の違いでしょうか。







月が、いい具合な場所に出てきました。
夜も観光客が多い。









――その他の記事――
□パリ旅行
□パリその1 ダニ・カラヴァン
□パリその2 ラ・ヴィレット公園
□パリその3 シトロエン公園
□パリその4 建築たち十人十色
□パリその5 パリの街のあれこれ

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

かば

俺はパリというか、フランスが一番好きだね。
衣食住すべてで楽しめるしね、

toyobe1984 さんのコメント...

パリは、見るものに困る、ということがないよね。
見所たくさん。大都会だな。