娯楽も、「地産地消」が「eco」なんじゃないかと思って、歌舞伎を見に行った。
不勉強で、生まれて初めて見た。
築地の歌舞伎座は来年、建替えらしい。
予想図を見たらあんまりだったけど。
演目は、泉鏡花による「天守物語」
「幕見」という嬉しいチケットがあって、千円くらいで一つの演目が見られる。
学割もありがたい。
早く行けば椅子に座れたらしい。
二時間、立ち見だった。
そういえば、ワーグナーの時は四時間立ち見をさせられた。
立ってでも、という貧乏学生に格安で見せてくれることに、感謝。
四階だかの一番後ろで、多少舞台の声が聞き取りにくかったのは、残念だった。
一等席で聞くために、お給料をもらって働くことにする。
今回の歌舞伎は、FFよりはドラクエに近いと思う。
圧倒的な世界観に巻き込まれるというよりは、限られた要素に想像力をかきたてられる感じ。
斜に構えた学生ながら、役者の仕草や節回しはあらがいがたい魅力があって。
インターンで日本に住んでいるパリジェンヌの学生と仲良くお酒が飲めたのは僥倖。
有楽町の赤提灯が好評だった。
1 件のコメント:
泉鏡花と聞くとなんとなくありがたいような気もしてくる不思議。
パリジェンヌと、もういちどくらい晩酌したいね。
コメントを投稿