2011年9月14日水曜日

青春のNHK合唱コンクール2011

本番までにブログにしようと思っていたので、舞台が済んでしまった以上、炭酸の抜けたビールみたいな記事です。出し損ねて一ヶ月。


今年も縁あって、母校の合唱部の伴奏をさせてもらえたので、NHKの合唱コンクールの群馬県予選に出てきた。

去年の課題曲は、バイオ系の知恵の輪であったけれど、今年のは、よくできた「つけめん」にたとえたい。
登場人物は「君」がいて「僕」がいて、それぞれ誰か特定の人でも抽象的な存在でもよさそうだけれど、いままで「僕」が「君」にお世話になっっていたとのことで、最近は「君」の方がなにか行き詰っているけれど、それでは「僕」も困るので「君」を助けてあげたい、ということらしい。
この詩と音楽が程よくバランスしていて、口当たりが良い、というのが今年の特徴ではないかと思う。

今年の群馬県の会場は、去年の映画館みたいなホールより音楽会の雰囲気はあったけれど、ステージに立ってみると反響が少ないのか音量バランスが取れなかった。

日頃から身の程知らずなのでボランティアの伴奏は久しぶりだけれど、そもそも演奏の専門家じゃないし、後輩の努力の踏み台になるのは、それはそれで快楽じゃないかと思う。

ところで、去年の課題曲の作曲家は赤毛のアンの主題歌も書いているんですね。
あたりまえなんだけど、モーツァルトだけが作曲家だと思ってると損をすると思い直して。

模範演奏が聞けるNHKのページ。
去年書いたやつ。