2010年6月5日土曜日

本は買って読め

知っている人には常識なのかも知れないけど、こういう便利なものが巷にはあるそうです。

□Libron
bibliwo
□amazon cross book check

何かというと、ブラウザにインストールすることで、Amazonの書籍検索でついでに図書館の蔵書検索もできるというもの。

発見して喜んだものの、僕のパソコンの環境で使おうとすると、FirefoxにGreasemonkeyなるものを入れないといけないし、Google Chromeはインストールできないし、良く分からないものは苦手なので敬遠していました。

ふと思い立って見直したら、LibronがFirefoxのaddonsに加わっていたので早速使ってみました。

図書館の蔵書が見つかると、予約ページにすぐ飛べる。
なんと便利な。

Libronしか試してないけど、3つそれぞれ特徴があったと思う。
大雑把にいって、Libronは図書館ひとつずつしか検索できないのに対して、bibliwoは複数の図書館の蔵書検索ができる。一方で、bibliwoは基本的に公立図書館が専門で、大学の図書館とかは対応していない。
Amazon Cross Book Checkは実はアマゾン以外にも使える。

というようなことを比較しているブログなどもあってとても参考になったのですが、数ヶ月まえの調べものなので、詳しい状況は変わっていることと思います。

それにしても、無料なのが嬉しい。
制作者の努力と懐の広さに感謝。

2010年6月2日水曜日

見上げることにした

ひょんなことで久しぶりに学校の友人に会って、僕のブログについて言及してもらったので、生存確認もふくめて継続して書いていきたいと思う。
いくつかネタを書きたいのだけど、順番に消化しようと思うとなかなか進まない。


この歳になってあれだけど少しの間、本屋さんにアルバイトでお世話になった。
世の中は出版不況だそうだ。
作家がいて、編集者がいて、デザイナーもいて、印刷屋さんがいて、流通業者があって、小売店のレジに立っていた僕は不況業界の末端と言える。

僕の働いた所は、売り場面積も狭すぎず広すぎず、チェーン展開の規模も中くらい。
書籍については、できる人になれる本と巻くだけでやせる本、
雑誌で言えば、付録が豪華なファッション雑誌と韓流のイケメン写真集が主な売れ筋だと考える。
もちろん、日本人がみんな忍者だと考えるくらい誇張されたブラックユーモアとしてであるけれど。

客によっては悪態をつきながら買っていくわけで、そんなの読んで面白いのかしらと恨めしく思ったりもする。
でも例えば、服に詳しい人から、ユニクロばっかり着てないで誰それのデザイナーの入念な手仕事を愛でなさいと言われればそれは困る。軍資金もかかるし。
当座の必要を満たすことが重要なのだと思う。

Amazonに飲み込まれてるし、ipadだって出てくるし、小売店は何か特別にアピールしていかないと難しいのじゃないかと思うけど、当日の新聞の書評欄だって店の誰一人網羅できていないんだからしょうがない。

本屋のアルバイトは時給も低い。
しかも、お局みたいな中間管理職が何人か居て勝手に人のタイムカードを扱うので、バイトなのに毎日サービス残業がある。
賃金不払いは二年後までなら、不払い金額に付加金と遅延損害金を加えたものを請求できるそうだ。

当座の日銭を稼がせてもらって特に怨恨がのこるわけじゃないけど、人件費を賄えない業界というのは体質的に不健全なんだよと建築系の友人が言っていたのを考えた。


ひとこと加えると、「最底辺」というのは、一方的にさげすんだ見方をしているのではなくて、僕を雇ってくれる側の人が自嘲気味に言っていたセリフの由。