2010年7月19日月曜日

三分でホーチミン

縁あってベトナムのホーチミンに行って来たので、旅のチップスをメモしておきます。
知らない土地に初めて行く時に、必要な情報をさっと仕入れるのは意外と手間がかかる。


○空港
ホーチミンは、西の中華街「チョロン」と、東のパリ植民地「サイゴン」が連なった双子の街。
中心部の北側に国際空港がある。
成田から六時間くらい。直行便はJAL、ANA、ベトナム航空あたり。
ベトナム航空が一番安くて、5、6万で往復できる。
しかもフライトアテンダントの人たちがアオザイを着ているのでかっこいい。
入国審査の係員がとても無愛想で、異国情緒を味わえる。
メジャーどころのタクシーに乗った方が良い。
(ヴィナ、ヴィナサム、マイリンなど)
ただ、メジャーどころのタクシーも、空港に着いたばかりのお上りさんに対しては、一概にぼったくるものらしいので粘る。
ちなみに、市街中心までの相場は400円。


○食事
下痢を心配する人が多いけど、自重したのもあって、結局おなかは壊さなかった。
店を構えてやっているレストランは特に問題ないらしい。
水はミネラルウォーターが簡単に手に入るし、はじめ心配して避けていたレストランの氷も、製氷は工場でやっているとのこと。
扱いは少し大ざっぱだけど、ひとまずは安心していいらしい。

道ばたでやっているご飯どころは、朝ご飯からお酒まで地元の人もよく使っている。
味は不明だが、観察した限り衛生状態は良くない。
挑戦するには時間がかかると思う。

お守り代わりに持っていった薬は、

ビオフェルミン(快便剤)、
フロキシール錠200(感染症治療)
レベニン散(抗生物質と用いて腸を守る)

ビオフェルミンは念のため毎日服用した。
ヤクルトみたいなものだし。
下の二つは、今回は先達から譲ってもらったけど、場合によってはお医者さんに処方の相談をするといいらしい。

食料品は概して安い。
あと、基本的に辛くないが唐辛子は付け合わせで必ず出てくる。
発汗作用か肌が綺麗になるよ。

○交通
横断歩道は一応あるのだけど、とにかくバイクの交通量が多い。
市内はバイクが主。
車、バス、タクシーなどがそれに混ざっている。
歩道を歩いているのは主に観光客。
車道を横断するときは、バイクの波に直角に、ゆっくり歩く。
そうするとバイクの方が避けてくれる。
地元の人はこの流儀で、十車線の国道も中央分離帯のある高速も渡る。

タクシーが安い。市内はほとんど100円くらいで回れる。
でも本当は、市内全域15円で乗れるバスがいい。
クーラーも効いているし、公共交通に収まって初めて、街に馴染んだなあと思う。

バス路線と市内マップは、それぞれ100円くらいで本屋さんに売っている。
観光案内所も中心部にあって、タダで地図がもらえるけど、いい加減な図なので買ってしまった方がいい。

○人々
男性に興味はないので女性の描写だけど。
手足がすらっと長く細身で、髪の長い人が多い。

一昔前まではよく居たそうだが、街角でアオザイ姿の女性を見かけることは稀。
アオザイは、チャイナドレスの側面の切れ込みを深くして、ズボンを付け加えたもの。
切れ込みが深いので脇腹のあたりは肌がのぞいて涼しいと思う。
生地が薄いのも特徴で目の保養になるが、人の集まるお店の店員さんとか、どうも特別な事情がないと着ないみたい。
地元に馴染もうと思ったら、ジーパンにパーカーが若い女性のスタンダードらしい。
おばさんになるとパジャマみたいな上下を着る。

○治安
危ない所もあるだろうけど、基本的に安全だと感じた。
基本的に、穏やかに暮らしている印象だった。お金はない人も多いだろうけど。
ブリュッセルみたいに物乞いのおばさんもいない。大聖堂にはいたけど。
お財布も、落としてそのまま立ち去らない限り、なくならない。


写真の整理のために書こうと思ったのに間に合わなかったので、後日あらためるつもりだけど、まずは更新することに意義があると思うことにする。

ベトナム版ウォッカを買って来て冷やしています。
飲みに来てください。

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