2008年7月15日火曜日

大使館とWSと映画

残念なことに飾るべき写真がない…。


さてまた、ベルギー大使館に行ってきました。

保証人のサイン認証というのがあります。
ビザを申請する本人に対して、経済的な保証をする人の、直筆のサインを求められます。
ベルギーの場合は、浜松町にしかない大使館で、職員の目の前で保証人がサインするように定められています。
しかも窓口は平日の午前中のみ。

おそらくこれは、職員の怠慢ではなく、国外に滞在する上での覚悟が試されているのではないか。
まあ、とにかく、出頭しなければならないわけで。遠方より父上にご足労願った次第です。
感謝。
しかしながら申請までの道程はまだ遠い。


いま東大に、パリのラヴィレット建築大学から学生が十名弱、ワークショップに来ています。
3週間くらいで、日本の学生と混ざって、建築設計を行なうという趣向。
本郷の建築学科の、課題講評室には初めて入りましたが、畳が4枚だったか置いてありました。感慨深い。

昨日は初めのガイダンスで、顔合わせでした。
フランス語を話す時の口の形ってまた独特だと思うのですが、フランス人って、フランス語しゃべってるからあんなにきれいになるんだろうか。
ワークショップは英語で行なわれます。


夜、ふらっと映画を見てきました。久しぶりの映画館です。
普段あまり映画館を利用しないので、レイトショーが安いのも知らなかった。
ポスターを眺めて、「ザ・マジックアワー」を選択。
情報に疎いのであまり前評判を知らなかったのですが。監督は三谷幸喜。

主な舞台はギャングの牛耳る港町。
劇中劇がたくさん出てきます。話の筋も、初めいくつかの輻輳があります。小気味よく伏線が一つに集まっていく展開に、引き込まれます。
おとぎ話なのに携帯電話が出てきたり、日常の現実が差し挟まれたり、世界観も魅力的です。
悪役がいないのがいい。登場人物が逐一味わい深い。

劇中で誰も死なないのも、本当はそれは嘘だけど、夢を見させてくれるものですね。
全世界が震撼するだけが映画じゃないなあと思います。

3 件のコメント:

arei さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
匿名 さんのコメント...

大使館お疲れ様。いろいろな所に何回も行かなきゃならないっていうのが、若干しんどいよね。

ブログコメントありがとう。リンク貼らせてもらいました。
私もやっと柏のスタジオが終ったから、映画でも行こうかな。

(一回コメント削除したのは私です。投稿名がmegだとわかりづらいかと思って、直そうとしたら失敗しちゃった)

toyobe1984 さんのコメント...

>アレイさん
スタジオ、おつかれさまでした。
まだUDCKで展示しているのよね。木曜日に見てみるよ。
(megでもだいじょうぶです。気が向いても向かなくても何か書いておいてくださると喜びます)

私もリンク貼りました。同志よ。